認知症の高齢者は、これからどんどん増えるらしいですよ~
恐ろしいですよね~
高齢者の認知症の割合が増加するという予想
65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計。
2012年は認知症高齢者数が462万人で、65歳以上の高齢者の約7人に1人。
2025年には、約5人に1人になるという推計もある。
割合が、増えていく予想です・・・
(内閣府、平成29年版高齢社会白書(概要版)、高齢者の健康・福祉より)
祖父も父親もボケてますけど・・・
私の祖父は、完全にボケていました・・・
さらに、その息子の父親も、最近ボケております・・・
となると、私も将来ボケるのか?
それが心配です。
もしかして、どんなに生活習慣を改善しても、運命的にボケるのか・・・
これは、調査しなければいけませんよ!
認知症は遺伝すすのか?最新研究の結果とは?
Neurology誌2017年4月25日号に掲載された、認知症患者と家族についての研究があります。
オランダのエラスムス医療センターの研究です。
調査内容は、親が80歳未満で認知症と診断された場合、認知症リスクが高くなるそうです。
また、これらの被験者では、診断時年齢と親の診断時年齢の間に強い相関が示されました。
その相関とは・・・
認知症暦の調査結果
2,087人(平均年齢64歳、女性55%)の人に聞きました。
そのうち407人(19.6%)が、親のいずれかで、診断時平均年齢79歳に認知症歴がありました。
80歳くらいで、認知症になる確率が20%弱あるということですね。
その後の追跡調査で、2,087人がどうなったか・・・
平均12.2年間の追跡期間中、142人の参加者が認知症を発症しました。
認知症になった人の、親がどうだったか・・・
親が認知症だった場合は、そうではない人に比べて、1.67倍だったのです。
これは、認知症が遺伝するということか?
しかし、親が80歳以上で、認知症と診断された場合は、1.01倍だったのです。
さらに、特徴的だったのが、
親が80歳未満で、認知症と診断されていた場合は、子どもの発症リスクは2.58倍だったという点だ。
調査結果から解ること
このことから、普通ならまだボケない年齢で、親がボケた場合は、
子供もボケる割合が高くなる、ということのようです。
父親のことを振り返ってみると・・・
80歳を過ぎてから、少しずつ物忘れが出てきて、
85歳過ぎてから、認知症特有の、5分前に言ったことをまた言う・・・
そんな状態でしたね~
少し安心しました。
80歳過ぎて、何年も経つと、多少の誤差はあるものの、普通にボケるので、
心配ないのかも。
遺伝を心配するより、生活習慣の改善だ
親が若年性アルツハイマーでない限り、遺伝の心配はなさそうです。
それよりも、生活習慣で予防できることがたくさんありますので、そちらで頑張りましょう。
最初のグラフでも解るように、高齢者の多くが認知症になります。
食生活や、運動に気をつけて、生活習慣病を予防することとが、最優先のようです。