ベランダの防水ペンキをDIYで塗り替えた

洗濯物を干すだけの、ベランダですが、近年は、汚れが目立ってきおりますね~
劣化が進んで、気になっていたんです。

過去に、何回か、デッキブラシで掃除したりもしましたが、
最近では、塗料が剥がれているところがちらほら・・・
水の流れるところは、緑色のコケらしき物まで・・・

さらに、
ペンキの下地の木が見えている所も!
このままでは、下地の木が腐ってしまいますがな~

天気の良い連休中に、塗り替えを、決心したのであります!

ベランダの防水ペンキについて調べてみた

DIYをする前には、情報収集が大事です!

いろいろネットで調べてみますよ!

ベランダの防水工事の種類

ベランダの防水工事には、いろんな種類があります。
「FRP防水」「ウレタン防水」「シート防水」・・・

最近の木造のベランダは、「FRP防水」が多いようです。

私の家も、FRP防水でした。

そのFRPとは、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称で、
ボートの防水にも使われています。
防水性に優れていて、軽さと強度が求められる場面でよく使われるのです。

ベランダ、FRP防水工事の工法とは?

木造ですので、下地は木の板です。
その上にガラス繊維を貼って樹脂で防水し、一番上にペンキを塗ります。
ペンキの部分をトップコートと言います。

ペンキが剥がれている部分をよく見ると、ガラス繊維が見えたので、
我が家のベランダの防水方法は、FRP防水だとわかりました。

ガラス繊維は、こんなものです

FRP防水の特徴は、軽量で丈夫、さらに工期も2日程でできるそうです。
なので、多くの住宅のベランダで施工されているのです。

ただ・・・
5年くらいで、ペンキの塗り替えが必要らしい・・・

えぇ~
すでに、20年経ってるんですけどぉ~

どんな状態で、塗り替えが必要となるの?

いろいろ調べた結果・・・

・多少のひび割れ
・表面の劣化と摩耗
・一部に下地が見えている

この程度なら、トップコートの塗り替えで大丈夫!

我が家の状況ならば、
20年経っているけど、まだ、ペンキの塗り替えだけで大丈夫そうです。
ギリギリみたいだけど・・・

ベランダのペンキ塗り替えに使うペンキは?

FRP防水工事で使うトップコートの塗り替えをDIYするために、
どんなペンキを使えばいいのか、調べます。

DIYで使いやすいペンキが良いのですが、
いろいろ調べた結果、良いペンキがありました。

日本ペイントが出している、
下塗りと上塗りがセットになっているペンキがあるんです。

(楽手市場より)

近所のホームセンターで売ってました。

ベランダのペンキ塗り替えに必要な道具は?

DIYでトップコートの塗り替えをするのですが、
ペンキを買ってきて、塗るだけではないんですよね~

古いペンキを削り取らないと駄目なようです・・・

まぁ、そうでしょうね~

こんな状態の上に、ペンキ塗ってもすぐ剥がれてきそうです。

現状のベランダの表面研磨する必要があります。
これを、目荒らし、ケレンと言うそうです。

古いペンキを削り取り、表面の状態をザラザラにすることで、
塗料が食い込んで、その後剥がれにくいのです。

必要な道具は、次のような物です。

・ワイヤーブラシ
・電動グラインダー
・養生テープ
・ハケ、ローラーなど・・・

トップコートの塗り替え塗装工事を連休に決行

ベランダ防水のDIYの手順は、次の通りです。

①汚れを洗い流す(洗浄)
②表面を研磨する(目荒らし、ケレン)
③下塗り(シーラー)
④上塗り(2回)

1日で終わらせるのは無理ですので、2、3日かかりますね。

ペンキを塗る日は、晴れている日でないと駄目ですよ。
時間を空けて、3回塗りますので、1日中晴れているひを選びましょう。

ペンキを塗る前が大変でした・・・

1日目(ベランダの掃除)

まず、掃除から始めます。
デッキブラシで、奇麗に洗い流します。

高圧洗浄機があれば、よかったのですが、持ってないので、
時間が掛かりますし、体力を奪われます。

これで、1日が終わりました。

2日目(ベランダの古いペンキを落とす)

ワイヤーブラシと電動グラインダーで削ります!

ペンキの剥がれがひどいところは、電動グラインダーで丁寧に削りましたが、
他のところは、ワイヤーブラシで、ゴシゴシ。

水の流れる溝の部分は、細いワイヤーブラシが活躍します。

これで、2日目が終わりました。

3日目(ベランダのペンキ塗り)

いよいよ、ペンキ塗りです。
養生テープを貼って、準備完了。

まず、シーラーを塗ります。

まず、溝や壁の部分はハケで塗ります。

残りの平らな部分は、ローラーで塗りました。

シーラーは、黄色で、そんなに粘りがないので、
塗りムラができますが、下塗りなので、問題なしです。

3時間、置きました。

上塗りの1回目です。

ペンキにかなり粘りがあるので、水を少し入れました。
ハケで塗っても塗りムラはできません。
ハケだけで塗っていきました。

良い天気で、ペンキ塗り日和・・・
暑いです。

真夏なら、危険な状態ですね~

少し塗っては、休憩・・・

1回目が塗り終わって、さらに3時間置きました。

2回目の上塗りです。

これもハケで塗りました。

足りなくなったら困るので、ペンキの残り具合を見ながら、塗っていきました。

塗り忘れの無いように、徐々に下がっていって、
ベランダのは入口を残して、塗っていきます。
最後は、部屋の中から塗って終わり。

素人でも、綺麗に塗れるペンキでした!

ベランダのペンキ塗り替えのまとめ

ベランダ、防水のためのペンキ塗り替えは、
今の状態を見極めて、早めに対処することが大事ですね~

遅くなると、トップコートだけでは済まなくなります。
そうなると、業者さんに頼まないとできません。

自分でベランダの塗り替えをDIYするときは、
手間を惜しまず、古いペンキを落とすようにしたいものです。

なるべく、目荒らし、ケレンの作業に時間をかけましょう。
そうすることで、次回の塗り替えの時の目荒らしが簡単になりますし、
なにより、ペンキが定着しやすく、剥がれにくくなるのです。