体に良い油があることは、なんとなく知っていました。
最近のテレビで、炒め物をするなら、オリーブオイルを使うと良いらしいとか・・・
朝、新聞のテレビ欄で、「毎日スプーン1杯の油で健康に」というのが載っていた。
夜、帰ってみようと思い、録画・・・
それが、ためしてガッテン(2018年11月21日放送分)
アザラシ油で、イヌイットの人達が健康なのだ
ためしてガッテンの録画を観ました。
カナダのイヌイットたちは、アザラシを主食にしています。
捕ったアザラシを解体すると、すごい油があるんです。
それを、食べるわけですが、
動物性の脂なので、身体に良いとは、思えませんよね~
ところがです!
イヌイットの人たちは、心臓病にはならないらしいのです。
とっても健康なんだそうな・・・
その理由が、アザラシ油だったのです
日本人がアザラシ油を試してみた
番組で、不健康そうな人達(偏見?)が集められてました。
私とよく似た、体系の人が多い・・・
全員、ビンに入った油を受け取ります。
自宅に持ち帰って、毎日、小さいスプーン1杯だけ、料理にかけたりして採ります。
1ヶ月後・・・
48人の被験者のうち、33人の体重が減少。
さらに、中性脂肪値が基準値より悪かった17人のうち、12人の数値が改善。
凄い!
私も、欲しい!
でも、アザラシ油なんか、どこにも売ってねぇ~!
番組の後半で、やっと教えてくれました。
アザラシ油の代わりがあった
アザラシ油は、日本では手に入らないのですが、
アザラシ油と同じ成分を含んだ油が、「えごま油」や「アマニ油」などです。
番組の中で、被験者に配られたのは、実は、えごま油だったのです!
これなら、手に入りそうですね~
今日、帰りに早速買うぞ!
でも、たぶん、売り切れだろうね・・・・
健康番組を見た人が、爆買いするから・・・
いつものことですよ。
油には、4種類ある
油には、含まれている脂肪酸により、4種類に分類できるそうです。
・飽和脂肪酸が多い
バター、牛肉、ココナッツオイル、バームオイルなど
・オメガ9脂肪酸が多い
オリーブオイル、なたね油、アーモンドオイルなど
・オメガ6脂肪酸が多い
サラダ油、コーン油、大豆油、ごま油など
・オメガ3脂肪酸が多い
魚の油やえごま油など
その中で、特に重要なのがオメガ6脂肪酸と、オメガ3脂肪酸なんです。
なぜかと言うと、オメガ6とオメガ3は、身体の中で、作ることができないのです!
だから、食べることで採ることになりますね~
「必須脂肪酸」と呼ばれる、大事な栄養素だったのです。
ただ採ればいいってものではない!
そのバランスが大事なんです!
日本脂質栄養学会が推奨しているバランスは、
オメガ6とオメガ3の比率は2:1です。
しかし、魚を食べなくなった日本人は、
およそ5:1という比率になってしまっているのです。
そこで、えごま油をスプーンに1杯となるのです。
必須脂肪酸、オメガ6とオメガ3の働きとは?
必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3は、体内で、あい反する働きをします。
オメガ6は、血液を凝固させたり、体内の炎症を促進する働き。
オメガ3は、血液を固まりにくくしたり、炎症を抑えたりする働き。
必須脂肪酸でありながら、バランスが崩れると・・・
今の日本人に多い、血が固まりやすくなって心筋梗塞などのリスクが高まる。
血管の病気になってしまうのです。
イヌイットの人達は、逆なので、心筋梗塞は大丈夫だけど、
鼻血がとまらなくなることがあるらしいです・・・
えごま油を1日1杯の習慣
毎日の習慣にしたいですね~
ダイエット効果もあり、健康に良いですよ
ただし、注意点もありますよ。
熱に弱いので、炒めものには使えません。
味噌汁に入れるのは、大丈夫です。
ビンを開封したら、冷蔵庫に保存して、1ヶ月で使いきりましょう
採りすぎは、バランスを崩しますので、1杯までです。
被験者の人達は、
ヨーグルトや味噌汁、コーヒー、納豆、ほうれん草のおひたしや、サラダなどにかけている人が多かったようです。
無味無臭なので、そのまま飲んでも、いけるそうです。